Feb 20, 2010

注文家具のご注文と魅力について

注文家具を注文する際の注意事項を考慮してみましょう。家具は家の中では非常に重要視されているわけですね。自分の意思を反映できるようにいかなければです。注文の家具の魅力を導いていくのが熟練のプロなのでしょうか。その魅力を一人でも多くの人に伝えることができればいいですね。
環境にやさしいエコハウスには、非常に豊かな生活をすることができますね。それは非常に贅沢な生活と違っていて、あくまで表面的な豪華さではなく、内面の気持ちの良いそんな素敵な生活ですね。やはり環境に配慮した精神と豊かな心で生きていく人生はとても素晴らしいことですが、それを実現できるエコハウスは、素晴らしいことです。
 海岸沿いの国道を1人の僧侶が行脚(あんぎゃ)していた。宮城県気仙沼市で、遭遇した光景だ。

 土台だけを残して流された家々の前で足を止め、手を合わす。そしてまた歩き始める。海からの強い照り返しを受け、黒衣白袈裟(けさ)が汗で重そうだった。

 「祈ることこそ宗教者がすべきことではないか」。そう思い至り、はるばる広島市からやってきたという。同市太光寺(天台宗系)の東和空副住職(46)。岩手県陸前高田市から仙台市まで、海岸に沿って約180キロを5日間かけての行脚中だった。

 よそ者が行脚することへの反発も予想したという。だが、被災地は温かく受け入れた。読経する後方で、被災者らが一緒に手を合わせている。身内を失った被災者が「ありがたい」と声をかける。

 東さんは「追い越した/車が止まり/我を待つ/黒服の人/経を求めて」と表現した。

 「宗教心というか、道徳心というか、秩序というか。被災地に満ちている不思議で厳粛な空気を感ぜずにはいられない」

 付近で流された自宅の片づけに来ていた女性(72)は、目にした行脚姿に「満足に葬式もなく人生を終えた人がいっぱいいる。供養して歩いてくれるのは、本当にありがたいことです」。

 東さんだけではない。宗派を超えた多くの僧侶らが3月11日以降、被災地に入り、行脚、祈り、弔いをしてきた。

 4月5日の社会面(東京発行分)に、まだ小雪が舞うがれきの中を祈りをささげながら行脚する僧侶の写真が掲載された。翌日、読者から「胸を打たれた」「感動した」といった声が何件も寄せられた。

 「葬式仏教」と揶揄(やゆ)されるように、ここ数年の日本人の宗教に対する信頼は極めて低い。宗教に反発を覚える人も多い。そんな現実を覆す反響だった。

 「行脚」「葬式」「四十九日法要」「百カ日法要」「火葬」「土葬」「位牌(いはい)、仏壇、墓地の喪失」「祈り」「鎮魂」「追悼」…。この5カ月間、被災地には多くの宗教的な光景があり、全国へと伝えられた。

 多くのものが一気に奪われた3月11日。それまで意識することがなかった「祈り」「鎮魂」といった宗教的感情が、少なくない人々の心で覚醒した印象がある。

                  ◆◇◆

 ■「心の支え」模索する宗教者

 宮城県気仙沼市大峠山。山の中腹にある平地に、木製の墓標が並ぶ。盛られた土の下に、犠牲になった約120の遺体が眠る。【コラム】カードローン~低金利今週金曜日で終了火葬場が稼働していなかったために、土葬となった。

 私が訪ねた日、墓標の前で手を合わせる熟年夫婦の姿があった。静寂が20分近くも続いただろうか。妻の父が埋葬されており、週末ごとに嫁ぎ先の仙台市から供養に通っているという。

 「火葬してあげられなかったことを悔いている。生前も疎遠にしていたし、死んでからも親不孝をしていると思うと苦しい…」。執拗(しつよう)に自分自身を責める妻の目は赤かった。

 さらに話を聞こうとすると、夫が「整理がついてないんです。勘弁してください」とやんわり制した。

                   ◇

 被災地では多くの人が、まだ悲しみや絶望のふちにいる。何か力になれるものはあるのか−。

 宮城県塩釜市にある浄土宗雲上寺。東海林良昌副住職(40)は、「被災地で宗教的なもの、言い換えれば、何かすがることができる大きな存在が求められている」と感じている。

 東海林さんは、地域の寺の僧侶らと、火葬場での読経ボランティアをしてきた。葬儀どころではない状況の中で、肉親を荼毘(だび)に付さざるを得ない遺族に、「よろしければお経を…」と声をかける。ほとんどの人が「ありがとう。ぜひ」「よかった」と、手を合わせる。

 「僧侶を呼ばない『直葬』が話題になるなど、寺と世間の距離に危機感を持っていたのですが」と東海林さん。

 1000年に1回という規模の大惨事。末法思想が広がった平安末期、戦国、幕末、戦後といった世の中に不安が満ちた時代に、宗教が人々の心のよりどころとなってきたことに思いを重ねる。

 「幸せや救いを求めて涙を流している人がいる。少しでもお役に立てれば」。東海林さんは最近、地域の僧侶らと仮設住宅を訪ねる活動をしている。

                   ◇

 東北で最も多くの寺を持つ曹洞宗。仏壇も墓も流されてしまった人たちから、「心の支えに、手を合わせる場所が欲しい」という声が各寺に寄せられた。

 曹洞宗宗務庁では「心のよりどころにしてもらえれば」と、避難所にも置け、持ち運びが簡単なカード型仏壇などを作製。すでに、当初の見込みを大きく超える7万枚を被災地に送った。被災者のところへ行き、僧侶が心の悩みや苦しみを聞く「行茶(ぎょうちゃ)」「傾聴」といった取り組みにも力を入れている。

 他の宗派にも、心のよりどころや救済を求める声は多く届いている。業者には、墓や位牌(いはい)、仏壇の修理の注文が殺到している。「どうしたら被災者に寄り添えることができるのか」。超宗派で、10年、20年といった活動期間を覚悟した模索が始まっている。

 曹洞宗の災害対策を担当する坂野浩道さん(64)は「最近、『無縁社会』『葬儀不要論』といったものが持てはやされてきた。もともと東北には寺と檀家(だんか)に密接な関係があったとはいえ、被災地には家族や祖先とのつながりや、供養や祈りの大切さを再認識させるような光景があった」と身を引き締める。

 政治や行政は、仮設住宅建設や義援金配分はできても、悲しむ被災者の心に寄り添うことはできない。精神的なよりどころにもなれない。

 被災地でみた祈りと鎮魂を求める人々と、それに応えようとする宗教者らの姿。精神面での被災の大きさと、その救済の一つの姿が具現化しているような気がする。(赤堀正卓)

 =「震災を歩く」は随時掲載します。4つの視点で考えるcfdのポイント

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